ダイオキシンとは?

ポリ塩化ジベンゾーパラージオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)をまとめてダイオキシン類と呼んでいます。

発生源は?

  • ダイオキシンは、意図的に作られることはありません。しかし、炭素・酸素・水素・塩素が熱せられるような工程で、意図せずにできてしまうのです。

  • ダイオキシンの主な発生源はごみの焼却による燃焼工程等の他、金属精錬の燃焼工程や紙などの塩素漂白工程など様々な所で発生します。わが国全体では、ダイオキシンは1年間に約5,140〜5,300gが環境中に排出されていると試算されています。

  • 又ダイオキシンは自然界でも発生することがあり、例えば森林火災、火山活動などでも生じます。なお、何種類かのダイオキシンは、かなり以前から環境中に存在していたという報告があり、少なくとも1800年代にはダイオキシンが環境中に存在していたことが明らかになっています。

性質は?

  • ダイオキシンは、無色無臭の固体で、ほとんど水には溶けませんが、脂肪などには溶けやすいという性質を持っています。

  • 又ダイオキシンは他の化学物質や酸、アルカリとは容易に反応しない安定した性質をもっていますが、太陽からの紫外線で徐々に分解されることがわかっています。

問題点は?

  • 世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関では、動物実験や人への影響の評価をもとに化学物質の人への発がん性の強さを分類していますが、平成9年2月、ダイオキシンの中でも最も毒性が強いものは、人に対する発がん性がある、という評価を行なっています。

  • 又妊娠中の動物実験(ねずみなど)にダイオキシンを与える実験で、口蓋裂、水腎症などの奇形を起こすことがわかっています。しかし、いずれも現在のわが国の通常の環境の汚染レベルではダイオキシンにより、がんや奇形になるほどではないと考えられています。

  • ほかには、動物実験において、ダイオキシンは体内のホルモンと似たような働きをすることにより、甲状腺機能が低下したり、生殖器官が小さくなったり精子数が減ったり、また免疫機能が低下したりすることが報告されています。ただし、人に対しても同じような影響があるのかどうかについてはまだよくわかっていません。

PAGETOP

光化学オキシダント(Ox)とは?

  • 自動車や工場などから排出された窒素酸化物(NOX)や、ガソリン、シンナーなどに含まれる炭化水素(HC)などが太陽の強い紫外線を受けて光化学反応により、光化学オキシダント(OX)という新たな物質に変化します。

  • 光化学オキシダント(OX)の濃度が高くなると、白いモヤがかかったようになります。この現象を光化学スモッグといい、目がチカチカしたり、のどの痛みを起こさせます。そのため、光化学オキシダント(OX)について『1時間値が0.06ppm以下であること』という環境基準が設定されています。

PAGETOP